灘中学の中学入試における各科目の出題傾向
灘中学の中学入試は国語・算数・理科の3科目ですが、各科目とも出題傾向があります。
まず国語では、1日目に文章題1題と語句に関する問題が数問出題されます。
語句に関しては、動詞・外来語・仮名遣い・誤字訂正・漢字しりとりなど幅広く出題されています。
2日目は、文章題2題と詩1題が最近の傾向です。
算数については、大問数で1日目が12題、2日目が5題という形式で落ち着いています。
1日目は基本から応用まで問われ、2日目は作図問題や試行錯誤を要するタイプなどが主流です。
理科においては、物理・化学が各2題、生物・地学が各1題の合計6問となっています。
電流と電圧・水溶液・熱分解・ヒトの誕生・天体など、ジャンルの偏りはありません。
難易度はやや高めですが、基本的な知識で対応可能です。
ただし、物理・化学が各2題と重視される傾向にあるため、この2分野の対策がポイントになります。
各科目とも難しい問題も出題されていますが、基本的な知識の確認という出題傾向は灘中学の中学入試で常識であるといえます。
灘中学の中学入試に合格するための勉強方法
中学入試に最も大切なことは戦略です。
合格者を多数出している塾のその中でも〇〇教室まで厳密に選ぶことが大事です。
それは合格に向けてのノウハウを最も蓄積しており、最も優れた戦略に乗れるからです。
手腕のある数字を出した講師は絶対に手放さないのです。
そのような優秀な教師を抱えている点は見逃せません。
受験で実際に戦う学力の子供たちと普段から模試などで切磋琢磨できるのも良いです。
中学入試では親は勉強を教えてはいけない。
勉強方法は塾がどのようなことを勧めているかを親も子供と一緒に共有すべきです。
勉強を教えてはいけないが、子供がカリキュラムに沿って勉強できているかは把握したい。
模試の結果はどの分野がどこまでできているかをしっかり把握できるようにデータを提示します。
子供に勉強を教えなくても、この分析は親にも出来ます。
子供も根拠あるデータを示してアドバイスされれば、素直に従うものです。
模試の結果を見て勉強方法の軌道修正を導くコーチに親はなりたいものです。
最後に灘中学の過去問題は市販の5年だけではなく、何とかして過去10年は解いておくことをお勧めします。
アマゾンなどで探せば5年以上前の過去問の問題集が見つかるので、是非入手して欲しいです。